急逝

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君は家族全員のことをよく知っていたし、
いつも気にかけていた。

皆で散歩に行くと歩みの遅れている人を気にかけ、
「どうしたの?大丈夫?」
とふり返った。
何度「大丈夫!ごめんごめん」と
語りかけたことか。

家族の大事なイベントを前に病に臥せる君を
どうしようか相談していたら、
「大丈夫!心配しないで・・・」と
二日前に君は逝った。

家族全員帰宅するのを見届けて逝った。

君はそういう犬(ヤツ)だ。

君の代わりは決していない。

合掌・・・